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    中欧 『戦車の日』 レシャニー軍事技術博物館 2026-03-06




    軍事史好きのみなさま、お集まりくださいまし~!

    前回ご紹介しました『ピンク戦車』が展示されている、チェコの首都プラハ郊外のレシャニー軍事技術博物館は、第1次世界大戦から現代までの戦車や陸上兵器が700点以上も所蔵されている、ヨーロッパ最大級の軍事博物館です。

    博物館のみどころは、毎年8月の最終土曜日に開催される『戦車の日(Tank Day)』イベント。
    各国の歴代戦車が実際に目の前を走る一大軍事ショー。
    世界中の軍事史・戦車ファンが1万人以上集まるビッグイベントです。

    昨年2025年は、終戦80周年を記念し、より一層の盛り上がりを見せました。
    イベントの様子と一部の戦車をご紹介。

    チェコ・スロヴァキア

    Praga LT-38
    1938年にチェコCKD社が開発した軽戦車。チェコがドイツに併合された後、ナチスドイツの正式戦車に採用さました。この戦車がなかったら電撃戦は成功していない とまで言われています。



    ズザナ自走榴弾砲
    1981年 スロヴァキア ZTS社開発の自走砲。大きいは正義。




    T-72M4 CZ
    ソ連T-72中戦車をチェコが近代化改修したものです。

    ソ連

    T34
    言わずと知れた第2次世界大戦のソ連を代表する中戦車。第2次世界大戦中で最も多く生産された戦車です。


    IS3
    I (ヨシフ) S(スターリン)のイニシャルを持つ重戦車の第3号。
    第2次世界大戦後に登場します。ひたすら防御面を重視した結果、ツチノコみたいに丸くて平べったくなりました。かわいいですね。


    T55
    冷戦時代を代表するソ連主力中戦車。東側諸国や中国でもライセンス生産され、『史上最も生産台数が多い戦車』と言われています。冷戦下のチェコ国内でも生産されていました。

    アメリカ

    M4 シャーマン
    第2次世界大戦時のアメリカ主力中戦車です。



    M60パットン
    冷戦時のアメリカ主力中戦車。砲塔の上にくっついてるUFOみたいなやつ(キューポラ)がでっかくて、ザ・アメリカ戦車って感じですね。

    ドイツ

    V号パンター
    ソ連T-34に苦戦したドイツが開発した中戦車。ティーガーと並びドイツの代表ともいえる戦車ですね。これまでドイツ戦車は四角いのが多かったのですが、ライバル国が採用していた『装甲に傾斜をつけて、相手の弾を逸らす』という防御戦略を取り入れました。



    レオパルト1
    戦後に西ドイツで開発された戦車。ヨーロッパのNATO加盟各国に輸出されました。



    レオパルト2
    レオパルト1の後継。1979年より運用が開始されました。現在チェコ軍で正式採用されています。


    戦車を見るだけでなく、体験型のイベントも開催されます。

    小銃の射撃場



    レオパルトにみんなで乗ろうのコーナー

    軍事史(特に陸)好きにはたまらないイベントです。
    夏の終わりに最高の思い出を・・・!

    ちなみにレシャニー軍事技術博物館の常設展は夏のみ開館しています。
    6月:週末のみ開館 09:30-17:30
    7月~8月:火曜~日曜開館 09:30-17:30
    9月:週末のみ開館 09:30-17:30
    入場無料