金色のドームを頂き、外観が特徴的な世界最大級のこの聖堂は、1818年から建設が始まり、完成まで約40年を費やしたと言われています。内部は圧巻で300を超えるレリーフや彫像、数々の壁画は訪れる人びとすべてを魅了しています。
1881年の皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられたことが名の由来となっています。建築はサンクトペテルブルクでは珍しくロシア・ナショナリズムの影響を強く受けており、外観のタマネギのような形状の屋根や壁面のモザイク画にその特徴が見受けられます。内部と天井はすべて無数のモザイク画に覆われ、その豪華さと荘厳さに目を奪われます。
1703年にピョートル大帝の命によりスウェーデンからの脅威に備えられた要塞で、サンクトペテルブルク発祥の地でもあります。城壁の内部には歴代皇帝が葬られているペトロパヴロフスク要塞や、多くの政治犯が収容された監獄などが残っています。
1878年1月28日に死去するまでの間住んだアパートで、直筆の原稿や彼自身の蔵書、机等が数多く残されています。
デカブリスト広場に建つエカテリーナ2世が建設を命じた像。1782年に創建。
1785年に建設された、その名のとおり建物内の装飾に32種類もの大理石を多く利用した宮殿。壁一面が大理石に覆い尽くされた「大理石の間」は必見。
マイセン(ドイツ)やロイヤル・コペンハーゲン(デンマーク)、ジノリ(イタリア)といったヨーロッパ名陶に次ぐ古い歴史を持つロモノーソフ。1744年女帝エリザベータの命によりロシア皇帝専属の陶磁器工房が設立されて以来、伝統を受け継ぎながら質の高い職人たちの手により作り続けられています。コバルトネットのデザインで有名。